どうも、中村司です!
今回は、ビジネスの確率論と事業を展開していくスピード感についてお話ししていきたいと思います。
起業家、経営者にとって大事な考え方なので、ぜひ知っておいてくださいね。
ビジネスは確率が高いところで勝負するだけ
「ビジネス」というと難しそうと身構えてしまうかもしれませんので、身近な例として「釣り」に例えてみましょうか。
新規事業というのは釣りに例えると、周りに釣り人が少なく、魚が多いエリアで、餌をつけて竿を何度も降る作業です。
ビジネスも釣りも、やることになんら変わりはありません。
ビジネスでは、同じジャンルの広告の出稿者が少なく、月間検索数が多い市場で、その市場が求めている商品を何度もトライするだけのことです。
結局は釣りもビジネスも同じで、「確率が高いところで勝負するだけ」なんです。
大事なのはビジネススピード
確率が高いところで何度も勝負すれば、いつか成功することは間違い無いので、確率が高いところで「何度も勝負し続ける」ということが大事になってきます。
そこで、ビジネスのスピード感を身につけていただくために、今日から心に刻んでいただきたい言葉があります。
それが、「構え、撃て、狙え!」です。
この言葉は、米国の経営コンサルタント、トム・ピーターズが広めたビジネスの考え方です。
戦場に行って銃撃戦になったら、
銃を構えて
↓
相手を狙って
↓
引き金を引いて撃つ
のが普通ですが、ビジネスにおいてはそれでは成功することはできません。海外で事業している人は特にそうですが、モタモタしてたら成功はすぐにどこかに行ってしまいます。
自分が市場を調査して「これはイケる!」と思った市場でも、いざ始めてみたらその考えが間違っていて、戦えない場所かもしれません。もしかしたら、ライバルが先に参入してきて、乗り遅れてしまう可能性もあります。
先に撃ってしまおう
何が言いたいかというと、狙っている時間があったら「先に撃ってしまおう」ということです。
撃った後にそれが外れていたら、どれくらい外れていたかというデータを元に、また狙えばいいんです。
日本人は特に下調べや準備を大事にして、徹底したサービスを作ってからリリース、なんてことをやりがちですが、準備に時間をかけるなんて本当に無駄です。ちょっと構えたらすぐに撃つ。ちょっと準備したら、すぐテストでリリースしてみる。
とにかくやってみて、つまづいたらその度に修正すればいいんです。全てが完璧に整うまで待つ必要なんてないから、今すぐ始めることを心がけていきましょう。
まとめ
今回は、ビジネスの確率論とスピード感についてお話ししてきましたがいかがでしたか?
・ビジネスは確率論。確率が高いところで勝負をするのが鉄則
・新規事業はみんな狙ってるから、のんびり準備してる暇はない
・構え、撃て、狙え!の精神でとにかくやってみる
ということを覚えておいてください。
ちなみに、僕のメインのグループ会社の社訓は「構え、撃て、狙え」で、それくらい大事にしています。
確率の高いところで勝負し続ければ、いつかは必ず当たるので、スピード感を持ってトライ&エラーを心がけるようにしましょう。