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10年後も生き残っていくために

10年後も生き残っていくために

突然ですが、あなたは10年後も社長でいられる自信はありますか?

正直に言いましょう、、、僕も確信を持って生き残ると言いきることはできません。それが今のビジネスの世界なんです。

会社のライフスパンが年を追うごとに短くなっていることを知っていますか?

昭和の時代なら、起業して一回ヒットを飛ばせば一世代は食べていけました。そのように、昔は50年あった企業のライフスパンがどんどん短くなって10年になり、今となっては5年にまで短くなってしまっているのです。

10年後のビジネス、当たる業界はどこか

これは僕にも分かりません。なんて言ってしまうと、最初から身も蓋もないようですが、これが正直なところです。なぜなら、僕は時代の最先端を作る訳ではないからです。

そういうことは、名だたる大企業の社長がすることです。

僕たちがするべきことは、その時々で時代の流れを読み切って流れに乗ることです。時代の最先端を作る余裕は僕ら中小・零細企業にはありません。

細かいことはこの後お話ししていきますが、僕が「最初から将来の当たりを予測などしていない」ということは理解しておいて下さい。

ただ、曲がりなりにも10社以上のオーナーとしてビジネスの現場に立っている身としてある程度の予想をすることはできます。そしてこの予測は、時代を先取りするためではなく、生き残りのための予測です。

あなたは今でも新聞を取っていますか?

身近なところから考えてみましょう。

今でも新聞とってますか?

おそらく、大半の人がnoと答えると思います。正直ネットニュースで十分ですよね。そうなれば、確実に新聞配達の仕事は無くなります。

最近は週刊誌のジャンプもアプリで読めるんです。これだけkindleが普及すれば、当然、書店や印刷業界は苦しくなってきますよね。そしてもちろん、出版社も景気は最悪です。聞くところによると、まさに自転車操業で、本を出さないと潰れるなんてところも少なくないそうです。

もう少し大きな業界に目を向けるとすれば、流通にも大きな変化が訪れるでしょう。例えば、最近はやりの自動運転によって、ドライバーという職業も早ければ10年後には無くなっているのかもしれません。もちろんこれらは氷山の一角で、かつ容易に想像がつくものばかりです。

色々な例を出して来ましたが、要するにここで言いたいのは、こういう衰退業界を見極めて、その業界に関わり続けるのを避けられるようにしましょう、ということです。

残る業界とは

では、どんな業界が残るのでしょうか?

廃れる業界・伸びている業界はネットに情報がありますが、これは意外と具体例が載ってないません。「コンピューターに代替されない仕事」という意見がよくあり、これも正しいとは思うのですが、ビジネスの現場にいると、これはもっと核心を突いていると思うものが見えてきました。

それは、「人間が抱える根本的な悩み」に答えるビジネスです。

例えば、ダイエット業界。痩せてカッコよく、可愛くなりたいって悩みは、人間が生きている限り無くならない願望ですよね。もし、これさえ飲んどけば絶対痩せるっていうサプリが開発されてしまえば多分大手のジムは潰れます。でも、ダイエット業界という業界、市場は絶対残るでしょう。

沈む船に乗るのはNGです。参入するなら伸びている業界・残る業界にしましょう。

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中村司 講演

 

中村司(なかむら つかさ)

 

グループ企業50億円以上のオーナー
マーケティングコンサルタント&プロデューサー

 

「専門家を成功に導く専門家」として、ホームページの立ち上げから集客、仕組みづくりまで包括的なアドバイスを行う。論より結果。売上に繋がる実践ベースのダイレクトコンサルティングが特徴。

 

質の高い「本物の商品を世の中に広める事」を信条とし、マーケティング力がないために埋もれている商品、サービスを支援している。現在、自身が保有する複数の事業の海外進出のためシンガポール在住。

 

座右の銘は「マーケティングは人生を変える」

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